交通事故の後遺症は、事故後どう対処するかによって、症状が大きく変わってきます。こちらでは、交通事故直後の対処法、後遺症を防ぐためのセルフチェック、交通事故治療で重要なポイントをご紹介します。
交通事故直後の対処法
交通事故に遭った直後は、意識があれば、「痛みを感じる部分はどこか」「出血はあるか」など、全身のチェックを行いましょう。出血していれば、すぐに止血の処置を行います。激痛がある場合は、骨折や脱臼の可能性もありますので、腫れや内出血の有無を確認しましょう。この時、痛みのある部分は、出来る限り動かさないように注意して下さい。警察の実況見分が終わったら、速やかに交通事故治療専門の機関へ行きましょう。
交通事故後のセルフチェック
交通事故直後は、興奮状態にあるため、痛みがあっても正確な判断が難しい場合があります。病院で診察を受け、異常なしと判断されても、しばらくの間は全身のチェックを欠かさずに行いましょう。下記の項目に、1つでも当てはまるものがありましたら、再度、交通事故治療専門の機関に相談されることをおすすめします。
- 身体がだるくなってきた
- 朝起きると頭痛がする
- 患部に内出血が見られる
- 患部が熱を持っている
- 首を前後左右に動かすと痛みがある
- 朝、すぐに布団から起きられない
- 急に患部が腫れてきた
- 湿布でも痛みが改善しない
交通事故治療で重要なポイント
交通事故治療で大切なポイントは、「無理しない」「我慢しない」ことです。わずかな痛みであっても、我慢せずに相談することが大切です。少しでも痛みや違和感があれば、感じたままをお伝え下さい。それが、早期改善への近道です。日常生活では、決して無理をせず、身体に負担をかけない動きを心がけましょう。