スポーツ障害で、頚椎捻挫と同様に起こりやすいのが「肉離れ」「筋違い」です。これらは、故障する箇所自体が異なる、全く別の外傷です。その違いについて、ご説明したいと思います。
筋違い・肉離れとは
一般に、筋違いや肉離れと呼ばれるものは、正式名を「筋挫傷(きんざしょう)」といいます。筋肉や腱(筋肉を骨に付着させる組織)が衝撃を受けたり、無理に伸ばされることによって、起こる外傷です。筋組織を少し伸ばした程度の軽いものから、組織が完全に断裂してしまう重度のものまで、外傷の幅は様々です。症状も、痛みや腫れ、筋肉を使った動作が難しくなるなど、多岐に渡ります。症状の度合いによって、治療期間も異なります。
捻挫とは
一方、捻挫とは靱帯(じんたい)の外傷を指しています。靱帯とは関節を作る骨と骨を繋いでいる組織のことです。関節が動ける範囲を超えて脱臼をしないように働いてます。例えば、足首の外側の関節には3本の靱帯が存在し、足が前に行き過ぎたり、内側に曲がり過ぎないようにしています。ひねったりした際に関節が本来動かないところまで無理に動かされると靭帯が傷ついたり、切れたりしてしまいます。こうして捻挫が起こります。
足をひねってしまったら、すぐにはしもと接骨院へ来て下さい!!
捻挫はどこよりも早く治りますよ!!
肉離れについては本当に肉離れなのか、自分で判断するのは難しいのでまずは一度見せて下さい。
軽い痛みだからと言って放っておくと後遺症の原因になりますよ!