『膝の痛み1』 ブログ投稿一覧
膝の痛み1−1 ⇨ 少し休むと治る膝痛。変形性膝関節症とは一体何!?
膝の痛み1−2 ⇨ その膝の痛み、本当に原因は膝にありますか?神経痛のお話
膝の痛み1−3 ⇨ 今ココ
膝の痛み1−4 ⇨ 痛みが軽減される??簡単!腸腰筋ストレッチ
音声で聴きたい方はコチラ ⇨ 羽田野龍丈の痛みの110番 第21回『膝の痛み』
ここまで変形性膝関節症(『膝の痛み1−1』)や坐骨神経痛(『膝の痛み1−2』)による
膝の痛みを扱いました。
この2つの大きな違いはというと、
炎症を起こしているかどうかなんです。
変形膝関節症はすり減って出来た軟骨のかけらが滑膜を刺激したり、
骨同士がぶつかって炎症を起こしています。
一方で坐骨神経痛は
坐骨神経という神経が筋肉や骨により挟まれて
痛みが出てしまうという神経痛の症状なんです。
つまり坐骨神経痛は炎症ではないんですね。
じゃあ、膝が炎症起こしているとどうなっているかというと、
熱を持って腫れています。
膝を見てみて腫れてて熱を持ってれば膝が悪いんです。
でも膝は腫れてなくて、そんなに熱を持っていないのに激痛だったり、
湿布を貼ったらある程度良くなったけどそれ以上良くならないって言う風に言われたら、
それ以上は膝に原因はないんじゃないかなぁ?
と考えるわけですね。
何故なら今の湿布ってとても性能が良いんで、
貼っても痛みが取れなければ
原因はそこだけじゃないと考えるわけです。
実際に坐骨神経痛などの神経痛では
神経が挟まれた箇所で痛みが出ないで
その神経の先で痛みが出る
なんて事があります。
つまり例えば腰で神経が挟まれて
膝で痛みが出る
なんていう事が起きるんですね。
じゃあその場合はどこが悪いんだ?という話になりますよね?
ここ最近来た患者さんにもそうですが、
膝の場合は腰回りから調べるんですね。
何故かといえば、腸腰筋という筋肉があるからです。
この腸腰筋は立ち上がり型のギックリ腰で痛める筋肉です。
背骨の前から股関節の内側に張っている筋肉でして
まずその腸腰筋の治療します。
なので、膝は触らないんですよ。
膝は触らずに腸腰筋を治療して、
「しゃがんでください」と言って
「痛みが全然変わらない」って言われたら、
腸腰筋は膝の痛みとは関係ないです。
もしも
「あ、痛みが減った!」って言われたら、
腸腰筋が原因となるんです。
そうして腸腰筋を治療して膝の痛みが取れたら、
「治療前と比べて痛みは何割減りました?」って聞いてみるんです。
「半分くらいになったかな?」て言うと、
「じゃあ原因の半分は腸腰筋ですね」となるわけです。
だって、痛みの原因は一つとは限りませんからね?
痛みの原因というのは複数あって
それが併発している事は少なくないですね。
なので例えば上記のように原因の半分が腸腰筋でもう半分が膝にあるとすれば
「膝に湿布を貼れば痛みの半分は治るけど、腸腰筋が原因であるもう半分は治らないですよ?」
ってお話をする訳です。
治療とか検査ってのは、すべて消去法なんですね。
やって痛みが変わらなければ
そこは原因ではないんです。
やって痛みが良くなったら
そこが原因となるんですね。
今回はここまでとなります。
はしもと接骨院では症状で悩んでいる方にハイボルテージという電気を使った
「羽田野式ハイボルト療法」という特殊な電気治療を行っています。
どこに行ってもわからない、痛みの原因を知りたい方や
この痛みをすぐに取って欲しいと言う方は042-705-9622までお問い合わせください。
また、当院のYoutubeチャンネルでは
腸腰筋に効果があるストレッチなど様々な動画も紹介しています!
例えば・・・
腸腰筋ストレッチ(立ったまま)
他にも動画はありますので、是非ご覧くださいね!
『膝の痛み1』 ブログ投稿一覧
膝の痛み1−1 ⇨ 少し休むと治る膝痛。変形性膝関節症とは一体何!?
膝の痛み1−2 ⇨ その膝の痛み、本当に原因は膝にありますか?神経痛のお話
膝の痛み1−3 ⇨ 今ココ
膝の痛み1−4 ⇨ 痛みが軽減される??簡単!腸腰筋ストレッチ
音声で聴きたい方はコチラ ⇨ 羽田野龍丈の痛みの110番 第21回『膝の痛み』