前回(『インナーマッスル②』)、インナーマッスルの有無を確かめる方法として
『直立不動で30分間立つ』
という方法をお話ししました。
また、
インナーマッスルは幼児期に作られるので、
大人になってから鍛えるのは難しいともお話ししました。
「大人になって、30分間立っていられなかったら諦めるしかないんですか?」
「大人になっても、インナーマッスルを鍛えられる方法は無いんですか?」
実は、やり方はあります。
ただ時間がかかることは覚悟しておいてください。
それは何かというと、
『ストレッチ』です。
ヨガ
ピラティス
太極拳
ラジオ体操
といったものが効果的です。
こう言ったストレッチに
共通している事は何かというと、
『動かしながら色んなところを伸ばしている』
事なんですね〜。
実は
インナーマッスルのような支える筋肉というのは、
縮める動きではなくて、
ゆっくり大きく伸ばすことによって、刺激を受けて強化をされる
ということがわかっています。
だからストレッチをずっとやっていると汗をかいてきて、
「ちょっと痩せてきた!」なんていう方が結構います。
また、運動をやっている方のなかには
「ストレッチは運動じゃない!」って言う方もいるんですけども、
実はあなたがやっているそのストレッチは
インナーマッスルのトレーニングになっているんですね。
なので、今からでも遅くはありません!
インナーマッスルを少しでも鍛えたい方は
ストレッチをやっていただけると効果が高いです。
ヨガとか
ピラティスとか
太極拳とか
ラジオ体操とかですね。
そう言ったものをやっていくと、
動かしながらストレッチをしているだけですので、
どんどんインナーマッスルは鍛えられていきます。
インナーマッスルは引っ張られることで鍛えられます。
今日から、少しずつでもいいです。
お風呂上がりに
柔軟体操やストレッチをやってみてはいかがでしょうか?
コツとしては
「ちょっと痛いくらい伸ばす」
↓
チョイ痛(イタ)ストレッチ
が効果的です。
ではどこを鍛えれば良いかと言うと?
大体、皆さんは
体の背中の部分やお尻とか太腿の裏とか
そういったところを一生懸命伸ばして伸ばしてるんですが、
実はインナーマッスルで一番大事なのは、
腸腰筋(ちょうようきん)
というインナーマッスルの筋肉です。
この腸腰筋は
背骨から股関節に向かって張っている筋肉で、
一番インナーマッスルの中でも大事な筋肉です。
なので
股関節を反らす、
大股で歩く、
そう言った運動も
インナーマッスルを刺激するには非常に効果的です。
また、
腸腰筋を鍛えるストレッチを動画でご紹介します。
腸腰筋ストレッチ(立ったまま)
腸腰筋ストレッチ(椅子バージョン)
腸腰筋ストレッチ(座ったバージョン)
腸腰筋ストレッチ(足振り運動)
これらのストレッチを
することでも
腸腰筋に
効果があります。
それでは今晩から、
しっかりとお風呂上がりにストレッチをやってみてくださいね。