前回は、
インナーマッスル(体の内側にある筋肉)には
『基礎体温を上げる』という役割もあるというお話をしました。
そのなかで我々がインナーマッスルの有無を
どのようにして測るのか?その方法を覚えているでしょうか?
そう!
内臓脂肪
と
皮下脂肪
の比較です。
インナーマッスルを使っている人は内臓脂肪が少なく、
アウターマッスル(体の外側にある筋肉)を使っている人は皮下脂肪が少ないです。
この内臓脂肪が多いことで引き起こされる恐れのある病気があります。
それは、
三大成人病です。
三大成人病とは、
がん・脳卒中・心筋梗塞
のことを指します。
脳卒中・心筋梗塞っていうのは
血管が動脈硬化を起こして、
それにより出来た血栓てのが飛んで血管を詰まらせたりします。
じゃあ
その動脈硬化を引き起こす
原因は何なんでしょうか?
これが内臓脂肪なんですね。
詳しくお話ししますと、
動脈硬化というのは血管の中に脂肪が溜まった状態なんですね。
その血管の中の脂肪っていうのは、内臓脂肪が飽和状態になると
血管の中に出てきてしまうんです。
つまり、血圧が上がるわけです。
ずっと血圧が高い方、
そして体温が低い方、
そして30分立っていられない方、
そして内臓脂肪が多い方。
こういった方は
インナーマッスルがないかもしれません( ; ; )
インナーマッスルというのはですね
人間の体にとって、なくてはならない筋肉です。
例えば、
重たいものを持ち上げられなくても生きてはいけます。
ただ、
立っていられなければ生きていけませんよね?
座っていられなければ生きていけません。
インナーマッスルが基礎体温を作るという話を
前回(『インナーマッスル2②』)しました。
体温が低ければ免疫力が低下して、病気にかかりやすいです。
内臓脂肪が多いと三大成人病にかかりやすいです。
そういったところを考えると、人間の体にまず必要なのは、
インナーマッスル
だということを認識していただけましたでしょうか?
大体ですね、100歳以上長生きている方にアンケートを取ると
何らかのストレッチを日常的にしています。
その中でも一番多いのは
ラジオ体操ですね。
ウチの妻の祖父はですね、ラジオ体操のテープが3回すり切れた
という伝説を持っております。
3回すり切れるほどやっていたので、
本当にもう、90歳過ぎてもバリバリ元気で居ましたね。
もし皆さんもそういう元気な老後を送りたいのであれば、
インナーマッスルをしっかり鍛えてあげてはいかがでしょうか?
インナーマッスルというのは体の色んな箇所に関わってきます。
『インナーマッスル2①』の
Q:『何故、接骨院でインナーマッスルトレーニングをやっているのか?』
という疑問に対する答えはですね、
A:『インナーマッスルは健康でいるために、とても大事な筋肉だから』
ということになるんですね。
さて、
先週、今週と2週に渡って、インナーマッスルについてお話ししました。
今後もインナーマッスルが絡んだ話も出てきますので、
インナーマッスルのことをぜひ覚えていてくださいね。
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そんなに難しいことではありません。
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