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 2022.05.10 膝の痛み② 〜痛みの原因を知るには?〜

 

『膝の痛み』の2回目となります。

 

前回(『膝の痛み①』)では、

膝痛なのに原因は膝だけじゃない?

腰にも原因がある!?

 

というお話をしました。

 

 

詳しくみていきましょう。

 

 

確かに、

膝痛には

膝の変形も原因としてはあるんです。

 

痛みの何割かは

膝の変形が原因の可能性はあります。

 

 

結局原因は

膝の変形なの?

腰なの?

どこなの?

 

 

ここで一旦、

 

皆さんは

「なんで膝が変形しちゃうのかな?」

という風に考えてみたことはありますか?

 

 

それはですね、

股関節周りの筋肉が弱ってしまう

ことによって、 膝を内側に引っ張る筋肉が弱って

足がだんだん開いてきちゃうんですね。

 

 

これを

 

“O脚”

 

と言います。

正常な状態(左)に対して、O脚(右)は両膝の間が空いてしまっている

 

 

 

「私、子供の頃は足は真っ直ぐだったのに、最近はこんなに膝が開いちゃったのよね…」

なんて方の話はよく聞きます。

 

 

膝が開いてしまうというのは、

要は

 

『重力に耐えられなくなった』

 

わけですね。

 

 

これは、

 

インナーマッスルと言って股関節周りの支える筋肉

が弱くなってしまうことによって、

だんだん膝が開いてくるんです。

 

 

そうすると、

『膝が開いてくる』

『太腿の骨と脛の骨が内側でぶつかる』

こういった事が起きるんですね。

O脚は太腿の骨と脛の骨の内側がぶつかってしまう

 

 

 

それでは皆さん、

自分の手で試してみてください。

 

外側に股関節をグ〜って押してみると、

膝の内側が痛くなりませんか?

 

 

いわば、O脚というのはその状態で歩いているものなのです。

 

そりゃあいくら骨でもすり減りますよね?

 

 

なので膝痛の予防は

 

まず

座り方からきている

のか、

腰からきている

のか、

 

膝の痛みがどれぐらいあるのかな?ってのを

確認してみるところから始めることをお勧めします。

 

 

 

まず最初は、

座り方の姿勢を治してみます。

 

いつも「これくらい座ったら痛いな」と感じているぐらいの時間座っていただいて、

立ってみた時に膝の痛みが少しでも減っていれば、

「座り方も結構悪かったのね」

と、いう風になりますね。

 

それで変わらなければ、

原因の100%が膝の変形となる可能性が考えられます。

 

 

こうやって、

普段の姿勢や動作から一つ一つ変化を加えていき、

痛みが減るなどの結果が変わればそれが原因なんですね。

 

一つ変えて何が変わるか。

また一つ変えて何が変わるか。

 

この繰り返しをすることによって、

座り方を変えて立ち上がりが変わるか。

靴を変えて、歩いているときの痛みが変わるか。

部屋の中で痛いのも、スリッパを変えたら、痛みが改善したとか。

 

そうやって一つ一つ変えていただくと、

原因がわかり、

痛みの改善へと繋げることができます。

 

 

 

 

今回はここまでとなります。

痛みの原因はその直前にあります。

なので痛みの出る直前の姿勢などを変えることで良くなるかもしれませんよ?

 

でも、原因を探るあまり、

無理をしてしまわないように気をつけてくださいね。

 

次回は『出てしまった膝痛の対策』

についてお話ししますので、お楽しみに!

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はしもと接骨院

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