前回(『インナーマッスル①』)はインナーマッスルは支える筋肉で、
ジムなどで鍛えられるアウターマッスルとは違い
自分の意志とは関係なく動く
というお話をしました。
さぁ、
なぜこんな話になったかというとですね、
以前までずーっとお話しをしてきた座り方と寝方のお話と繋がっているからです。
特に座り方に注目です。
「何もしてなくても痛いんだよね…」
とか、
「何もしなくても戻っちゃった…」
ていう方はいらっしゃいませんか?
そういう方って、
座っている人が多くないですか?
皆さんのなかにも心当たりのある方もいるのではないでしょうか?
『座っている』というのを
「何もしてない」
と表現をする方が多いですよね?
寝ている時は
「寝てたら」と
言いますし、
立っている時は
「立っているだけで」
とか言うんです。
でも、
「何もしてない」て言うと
大体皆さん座っています。
この『座る』という行為ですが、
例えば
ヘルニアにかかったりとか、
腰痛を発症したりする人がしている
お仕事は何が多いと思いますか?
ほとんどが
デスクワークの仕事
なんです!
実は座っている時にかかる腰の負担って非常に大きいんです。
何で座っている時にかかる負担が大きいかというと?
座っている時に
骨盤が倒れて背中が丸くなってしまうんで、
腰が痛くなって、
首が痛くなって、
頭が痛くなったり、
手が痺れたり、
足が痺れたり、
膝が痛くなったりするんです。
じゃあ、
真っ直ぐ座っているためにはどうしたらいいか?
インナーマッスル、
つまり支える筋肉を鍛えてあげれば
どんな場所に座っても背中は真っ直ぐになるわけです。
でもですね〜
インナーマッスルっていうのは、
だいたい幼少期に作られます。
だから大人になってから
インナーマッスルを鍛えることって
非常に難しいんですね〜
そして、
ジムのトレーニングで筋肉を縮めて動かして鍛えられてるのは
インナーマッスルではなく、
アウターマッスルですので、
それでインナーマッスルの支える力が付くわけありません。
ここで質問!
あなた自身にインナーマッスルがあるのか気になりませんか?
インナーマッスルがあるか無いか、
測定する方法を教えします。
方法は簡単!
『直立不動で30分立っていられるか』です。
やってみてください。
あなたは30分間動かずに立っていられましたか?
足を動かさずに30分立っていられる方はおそらくインナーマッスルはあります。
「動いちゃって30分じっと立っていられない。」
という方はインナーマッスルが無いことが多いですよ。
今回はここまでとなります。
30分間、直立不動で立てましたか?
「まだやってない!」
と言う方もテレビを見ながらでもいいので是非試してみてくださいね。
次回は
大人になってからでも出来る『インナーマッスルの鍛え方』についてです。
お楽しみに!